TVA「涼宮ハルヒの憂鬱」のストーリー構成について適当な考察と予想

こんな話題を見かけたので、原作既読者の立場からちょっと考えてみた。
軽いネタバレも入ってるので原作未読者は注意ね。
まあ原作信者が適当につらつらと書いただけのもんなんで参考程度に読んでくだせえ。


※5月16日加筆修正



今のところ確定しているエピソードは以下の通り。
ちなみに全13話。どうやら全14話らしいので加筆修正。
なお、放送話数と本来の話数を区別するために放送話数はむき出しで、本来の話数は括弧書きで記します。

第1話(第0話)「朝比奈ミクルの冒険 episode0」
第2話(第1話)「涼宮ハルヒの憂鬱Ⅰ」
第3話(第2話)「涼宮ハルヒの憂鬱Ⅱ」
第4話(第7話)「涼宮ハルヒの退屈
第5話(第3話)「涼宮ハルヒの憂鬱Ⅲ」
第6話(第9話)「孤島症候群(前編)」

第6話が(前編)となってるところから見ても(第10話)が「孤島症候群(後編)」であることはほぼ確実でしょうが、リンク先でも述べられてるように後編がないという可能性も捨てきれない。
アニメ版のハルヒは既に何が起こってもおかしくない状況だからなw
とりあえず(第10話)が「孤島症候群(後編)」であるという仮定で話を進めますな。
さて、今のところ本来の話数順にエピソードを並べると原作通りのエピソード順になるので構成上エピソードの入れ替えは行われていないと考えるべきですな。
そうなると(第7話)が「〜退屈」なので(第4話)「〜憂鬱Ⅳ」、(第5話)「〜憂鬱Ⅴ」、(第6話)「涼宮ハルヒの溜息」でしょうか。「〜溜息」は(第0話)の制作パートの話になるのでそれが代替エピソードになってる可能性もありますな。
そうなると「みくるビーム」や「言葉を喋る猫(シャミセン)」についての説明、種明しがないって事になっちゃいますが、アニメ版スタッフのスタンスだとそれくらい平気でやっちゃいそうだからなあw
俺はまだ「〜憂鬱Ⅲ」は見れてませんが、ⅠとⅡの原作消化速度から考えると「〜憂鬱」を全て消化し切るのに6話くらいかかっても不思議ではありませんし。
なんで(第6話)は「涼宮ハルヒの憂鬱Ⅵ」or「涼宮ハルヒの溜息」ってことで。
そしてEDを見ると「〜消失」ラストでのクリスマス鍋パーティーと思われるシーンがあるので時系列的に一番最後になる(第12話)と(第13話)は「涼宮ハルヒの消失(前編)(後編)」でしょう。お話的にもこの辺で区切るとキリがいいですし。


で、ネックなのが(第8話)。原作では「退屈〜」と「孤島〜」の間に「笹の葉ラプソディ」と「ミステリック・サイン」の2話が存在する訳ですが
「笹の葉〜」はシリーズ中でも結構重要なエピソードになってるので普通に考えれば(第8話)はこれになるんでしょうが、何がネックって、OPに「ミステリック〜」のゲストキャラの喜緑さんが出てるんですわ。(♪冒険でしょ、でしょ〜の辺りで朝比奈さん(小)の後に出てくる緑髪の女の子)
OPにわざわざ喜緑さんが出てるっつーことはやっぱアニメ版でもやるんでしょうが、正直「笹の葉〜」を削ってまでやる話じゃないんですな。
「笹の葉〜」はシリーズ中でもかなり重要な話になってるんだよなあ。ここで3年前の7月7日についての伏線を張っておかんと「〜消失」に繋がらんし。
そうなると考えられるのが本来の話数順に見たときにもエピソードの時系列が組みかえられてる、つまりどちらかが「孤島〜」より後の話数に持ってこられてる、という事ですが、これも考えにくい。
「笹の葉〜」はその話の性質上「7月7日」に起こった事でないと意味がないので、既に夏休みに突入してしまっている「孤島〜」より後に持ってくることはほぼ不可能。
それじゃあ「孤島〜」を7月7日より前の設定にすりゃいいじゃないか、と言うのもダメ。
だって学校があるのに無人島に3泊4日の合宿に出掛けるとか無理でしょうが(笑)
そうなると必然的に話の整合性のために「笹の葉〜」を優先させざるを得ない訳で、じゃあ喜緑さんはどうなるんだということですが……
あれだ。
 ア ニ メ 版 オ リ ジ ナ ル エ ピ ソ ー ド 。
よく考えたら谷川流がアニメオリジナルエピソードの脚本を書いた云々っていう話が出てたじゃないか。
それに喜緑さんが出てくるんだよきっと。うん。ていうかそうとしか考えられん。

以上を踏まえて、俺としてはアニメ版のストーリー構成は今後こんな感じになるんじゃないかと。

第7話(第10話)「孤島症候群(後編)」
第8話(第4話)「涼宮ハルヒの憂鬱Ⅳ」
第9話(第5話)「涼宮ハルヒの憂鬱Ⅴ」or「涼宮ハルヒの溜息
第10話(第8話)「笹の葉ラプソディ
第11話(第11話)アニメ版オリジナルエピソード
第12話(第12話)「涼宮ハルヒの消失(前編)」
第13話(第13話)「涼宮ハルヒの消失(後編)」
第14話(第6話)「涼宮ハルヒの憂鬱Ⅵ」or「涼宮ハルヒの憂鬱Ⅴ」

すげえ適当な感じですけど(笑)絶対当たんねえよこれ。
「〜消失(後編)」ではなく、「〜憂鬱」が最終話になってるのは消失よりも憂鬱のラストの方が最終話にふさわしいだろうと言う個人的な考えから。
だって憂鬱のラストでキョンハルヒが「アレ」をして終わりとか、めっちゃ素敵な終わり方やん?
スタッフがエピソードの放送順を入れ替えるなんていうことをやらかしたのは、憂鬱のラストをシリーズ途中に持ってこずに最終話にもってきて綺麗に終わらせたかったっていうのも考えられるしのう。


つーか「全14話」ってのがすげえ怪しいな(笑)
絶対1話は放映なしでDVDじゃないと見れないんだぜ。


あと、これ絶対第二期あるよなあ。「原作が進むまで待つ」というフルメタパターン。
同じ京アニ制作だし。2クールだとあのクオリティを維持出来ないから1クールで休息期間を入れるっていう。
まあフルメタは長編と短編を分けてやってるし、第四期があるかどうかもまだ分からんけどな。第一期はGONZO制作の2クールだったし。


ここから加筆修正分。
俺馬鹿だろ。時系列的に言えば「〜溜息」は孤島症候群の後だろうがッ!!
それなら全てがすんなりと繋がるじゃねえか。
以下、16日時点で既に判明した話数を除いた、俺のTVシリーズ構成予想最終版。

第9話(第5話)「涼宮ハルヒの憂鬱Ⅳ」
第10話(第7話)「笹の葉ラプソディ
第11話(第11話)「涼宮ハルヒの溜息
第12話(第12話)「涼宮ハルヒの消失(前編)」
第13話(第13話)「涼宮ハルヒの消失(後編)」
第14話(第6話)「涼宮ハルヒの憂鬱Ⅴ」

なんでこんな初歩的な事に気付かなかったんだろう。多分ハルヒが校庭に書いた(本当は違うけど)ミステリーサークルのせいに違いない。きっとそう。