読書メーター 2009年まとめ

読書メーターで2009年分のまとめが出力できるようになってたので。
出力できるのが今月いっぱいみたいなんでこっちに引き写しておく。

2009年の読書メーター
読んだ本の数:83冊
読んだページ数:24038ページ

機動戦士ガンダムUC〈3〉赤い彗星 (角川コミックス・エース)機動戦士ガンダムUC〈3〉赤い彗星 (角川コミックス・エース)
フル・フロンタルの言動がシャアのそれであったり、ネェル・アーガマに乗る大人たちのいがみ合い(特にオットー艦長の中間管理職としてのしんどさ)が重点的に描写されてたりってのを読んで、これは本気で1st世代の大人たちを主なターゲットとして据えた小説なんだな、というのを感じた。シナンジュユニコーンをキックしたのには笑った。
読了日:12月31日 著者:福井 晴敏
会長の切り札  逆転プランの用意あり! (角川スニーカー文庫)会長の切り札 逆転プランの用意あり! (角川スニーカー文庫)
普段考えてないような視点から物事を考える機会を提供する、という意味では面白いシリーズだった。おにぎり食いてえ。
読了日:12月31日 著者:鷹見 一幸
シュガーダーク  埋められた闇と少女 (角川スニーカー文庫)シュガーダーク 埋められた闇と少女 (角川スニーカー文庫)
公式で煽り文句に使われてるハルヒほどの爆発力はないものの、6年ぶりに大賞を取っただけの実力は充分にあった。今後が非常に楽しみな作家だね。それにしても、読む前に感じたイメージと違ってびっくりするくらいのハッピーエンドで綺麗に締めてくれたのにこれ続刊出るのかw
読了日:12月29日 著者:新井 円侍
機動戦士ガンダムUC 2 ユニコーンの日(下) (角川コミックス・エース 189-2)機動戦士ガンダムUC 2 ユニコーンの日(下) (角川コミックス・エース 189-2)
ガンダムのプロローグとしてはお約束の流れで嫌がおうにも盛り上がる。もうちょっとデストロイモードが圧倒的に思えるような描写をしてくれればなあ、と。
読了日:12月25日 著者:福井 晴敏
彼女は戦争妖精 小詩篇1 (ファミ通文庫 う 1-7-1)彼女は戦争妖精 小詩篇1 (ファミ通文庫 う 1-7-1)
短編集と言っても、やはり本編と密接にリンクさせてある方が読者としてもノって読める、ということを改めて実感。哀れ山崎。
読了日:12月22日 著者:嬉野 秋彦
機動戦士ガンダムUC 1 ユニコーンの日(上) (角川コミックス・エース 189-1)機動戦士ガンダムUC 1 ユニコーンの日(上) (角川コミックス・エース 189-1)
宇宙世紀の設定や歴史の隙間が福井晴敏のしっかりとした語り口で埋められていくのはガノタとしては物凄く心地よい読後感だった
読了日:12月18日 著者:福井 晴敏
曲矢さんのエア彼氏 2曲矢さんのエア彼氏 2
エアだけでもぶっ飛んでる設定なのに、今度は幽霊とか出てきてどんどんカオスに。相変わらず荒唐無稽な作品だが、一度ノってしまうとそれなりに楽しめてしまえるのは、劇中で語られてるエアの設定と一緒やね。杏子男前。
読了日:12月18日 著者:中村 九郎
コップクラフトコップクラフト
重厚な刑事ドラマをベースにファンタジー設定が凄く上手に乗っかっていて、それら二つの要素が見事に融合している。異文化が接触するときの物語としての面白みもよく取り込まれていてよかった。次巻以降も非常に楽しみ。
読了日:12月15日 著者:賀東 招二
アスラクライン 13 (電撃文庫 み 3-28)アスラクライン 13 (電撃文庫 み 3-28)
結局ヤったのかよ!ということで終わるには終わってるんだけど、若干尻すぼみ気味というか、消化不良な部分が残る結果になってしまったなあ。あれだけヤバいヤバい言われてたデウスはあっさり倒しちゃうし、三角関係はうやむやなまま終わるし。妹も妹でここまで散々引っ張っといてそれはねえよ、っていう事になってるし。でもまあ無限ループを予感させるラストは作品のテーマとも重なってて良かったかな。この終わり方は卑怯だよw
読了日:12月11日 著者:三雲 岳斗
蒼穹のカルマ3 (富士見ファンタジア文庫 た 4-1-3)蒼穹のカルマ3 (富士見ファンタジア文庫 た 4-1-3)
良い意味で表紙詐欺。これまで出したキャラや設定を捨てずにちゃんと昇華した上で今後の展開への仕込もしっかり出来てて、じわじわとシリーズものとしての面白みが出てきた。ギャグ編に見せかけてその実シリアス展開を孕んでるってのはゼロ年代の作品らしいな、と思った。
読了日:12月08日 著者:橘 公司
アスラクライン 12 (12) (電撃文庫 み 3-27)アスラクライン 12 (12) (電撃文庫 み 3-27)
主役メカのパワーアップ、ラスボスの正体判明とクライマックスに向けて盛り上がってまいりました。
読了日:12月07日 著者:三雲 岳斗
ヘヴィーオブジェクト (電撃文庫 か)ヘヴィーオブジェクト (電撃文庫 か)
軽めの軍事、SFものとして楽しんで読めた。でも文体としては軽いんだけど世界設定とかはしっかり作ってあって良かった。巨大兵器に生身で挑む歩兵、という観点も(ありがちだが)面白い。ミリンダといい「オホホ」といいエリートが2人とも可愛くて良い。俺もフローレイティアに踏まれたいです。
読了日:12月04日 著者:鎌池 和馬
アクセル・ワールド 3 (電撃文庫 か 16-5)アクセル・ワールド 3 (電撃文庫 か 16-5)
さんざん溜めたカタルシスをハルユキの逆襲と言う形で一気に爆発させてくれれば最高の展開だったんだけど、決着付かないまま次巻へ続いちゃうのね。喪失と修行展開までやっておいてその先に待ってるのがあの引きって言うのは・・・ 心意システムを今後どう扱うかで作者の力量が問われそうだ。
読了日:11月30日 著者:川原 礫
キノの旅〈13〉the Beautiful World (電撃文庫)キノの旅〈13〉the Beautiful World (電撃文庫)
「必要な国」が長編にしてはオチが今一つ弱かったような気がする。あと、いつにも増して現代風刺の話が多くなってたなあ。ていうか、12巻で出てきた奴隷の娘は・・・
読了日:11月26日 著者:時雨沢 恵一
キノの旅〈12〉キノの旅〈12〉
まさかここに来て4組目を出してくるとは思わんかったのでかなり意表を突かれた。4組目って解釈でいいんだよね?「賭の話」は1ページ目からオチが見えてて笑った。
読了日:11月24日 著者:時雨沢 恵一
アスラクライン〈11〉めぐりあい異世界 (電撃文庫)アスラクライン〈11〉めぐりあい異世界 (電撃文庫)
「洛高の魔女」の正体まわりがタイムパラドックス全開でたまらん。全部がリセットされて始まる新展開と言うのはやっぱり良いやね
読了日:11月22日 著者:三雲 岳斗
アスラクライン〈10〉科學部カイメツ (電撃文庫)アスラクライン〈10〉科學部カイメツ (電撃文庫)
急展開。ここ数巻で巻いておいた布石が一気に爆発した感じ。序盤の巻でゆるゆるした展開を続けていた反動で、ラストの展開が本当にショッキングに感じる。ここに来て化けた感があるなあ。
読了日:11月18日 著者:三雲 岳斗
アスラクライン 9 (9) (電撃文庫 み 3-24)アスラクライン 9 (9) (電撃文庫 み 3-24)
番外編を除く全編が主人公の女装話とかひでえ本だw かと思ったらちゃんと次巻への壮大なネタばらしに話を繋げてる辺り、構成に捻りが効いてるというか。番外編はイイハナシダナーと思ったらこれもまたオチがひどい。
読了日:11月16日 著者:三雲 岳斗
アスラクライン 8 (8) (電撃文庫 み 3-23)アスラクライン 8 (8) (電撃文庫 み 3-23)
じわりじわりと物語の核心に近づいてきて、この作品の本当の面白みが出てきたような感じ。悪魔や契約者や副葬少女の設定がドラマに綿密に絡み合ってるのが上手い。氷羽子さん可愛い。
読了日:11月11日 著者:三雲 岳斗
アスラクライン 7 (7) (電撃文庫 み 3-22)アスラクライン 7 (7) (電撃文庫 み 3-22)
シリーズの転換期として脱落者を出す前に、その周辺のキャラをしっかりページ数割いて掘り下げてあるのが物凄く丁寧だよなー、と。
読了日:11月09日 著者:三雲 岳斗
キノの旅〈11〉the Beautiful World (電撃文庫)キノの旅〈11〉the Beautiful World (電撃文庫)
「アジン(略)の国」、ネタエピソードだと思ったらガチエピソードでビビった。「カメラの国」がすげえいい話。思い出残すのには本当はカメラさえいらないよっていう。
読了日:11月08日 著者:時雨沢 恵一
アスラクライン 6 (6) (電撃文庫 み 3-21)アスラクライン 6 (6) (電撃文庫 み 3-21)
短編集。短編集であって番外編ではないのがミソ。
読了日:11月02日 著者:三雲 岳斗
GENEZ-2  ジーンズ (富士見ファンタジア文庫 ふ 1-1-2)GENEZ-2 ジーンズ (富士見ファンタジア文庫 ふ 1-1-2)
ライバル枠と三角関係要因を確保して盛り上がってきた。ユキナの「アレ」がちゃんとクライマックスで決め手になるのが良かった。
読了日:10月29日 著者:深見 真
Baby Princess〈2〉 (電撃文庫)Baby Princess〈2〉 (電撃文庫)
19人の中では比較的キャラ付けがまともなヒカルと氷柱がメインで話を転がしていくので非常に面白い。この手の作品って「主人公」と「ヒロインたち」の二元論で世界観を構築するイメージがあったけど、学園パートでクラスメイトとかもきっちり描写されてて良かった
読了日:10月27日 著者:公野 櫻子
ピクシー・ワークス (電撃文庫)ピクシー・ワークス (電撃文庫)
この手(ミリタリー×美少女)の作品が好きな人間にはたまらん一冊。新人賞応募作品ということで、詰めの甘い点はありつつもそれを補って大きな魅力のある作品だった。奈緒子さん付き合ってください。
読了日:10月20日 著者:南井 大介
グリモワールの契約者 2 (電撃文庫 き 4-4)グリモワールの契約者 2 (電撃文庫 き 4-4)
世界観を色々と広げてきたのは良かったが、リゼットとエステルの関係性が消化不良だったり、終盤の展開に詰めの甘さが見られるのが残念な感じ。彫野、武東、湖橋、美佐和には笑った。
読了日:10月09日 著者:樹戸 英斗
空ろの箱と零のマリア 2 (電撃文庫 み 8-5)空ろの箱と零のマリア 2 (電撃文庫 み 8-5)
1巻のあの終わり方から自然に続きが作れるのは素直に凄いと思う。今回も1巻に続いてどんでん返しに継ぐどんでん返し。次巻への引きも見事。
読了日:10月05日 著者:御影 瑛路
ラプンツェルの翼 3 (電撃文庫 と 8-9)ラプンツェルの翼 3 (電撃文庫 と 8-9)
土橋はどんだけ美女編集さんのこと好きなんだよ。というのは置いといて、まさかの次巻へつづく。土橋作品はこれまで基本的に一巻完結だったのでこれは新しい展開。
読了日:09月30日 著者:土橋 真二郎
彼女は戦争妖精 4 (ファミ通文庫 う 1-6-4)彼女は戦争妖精 4 (ファミ通文庫 う 1-6-4)
伊織暴走の巻。さつきが最終的にどこまで「こっち側」に首を突っ込んでくるのかが気になるところ。
読了日:09月28日 著者:嬉野 秋彦
ヴァルプルギスの後悔 Fire2. (電撃文庫 か 7-23)ヴァルプルギスの後悔 Fire2. (電撃文庫 か 7-23)
ラスト、ヴァルプルギスとアルケスティスの善悪軸が逆転してしまうのが良かった。凪にとってはヴァルプルギスさえも敵なのかもしれない、という。
読了日:09月08日 著者:上遠野 浩平
ソードアート・オンライン 2 (電撃文庫 か)ソードアート・オンライン 2 (電撃文庫 か)
短編集。「赤鼻のトナカイ」の幕の引き方が実に泣ける。
読了日:09月03日 著者:川原 礫
俺の妹がこんなに可愛いわけがない 4 (電撃文庫 ふ)俺の妹がこんなに可愛いわけがない 4 (電撃文庫 ふ)
急展開。桐乃がいきなりあからさまにデレだしたのには笑ったが、ラスト10ページの展開が実に見事。次巻からの展開がヤバいくらい楽しみ。あと最後の黒猫は卑怯(良い意味で)
読了日:08月30日 著者:伏見 つかさ
ストライクウィッチーズ  乙女ノ巻3 (角川スニーカー文庫)ストライクウィッチーズ 乙女ノ巻3 (角川スニーカー文庫)
アニメ終盤のトレースと短編ちょこっと。ミーナさんじゅうななさいの心情補完が良かったが、最後までファンアイテムの域を脱し切れなかった心象。
読了日:08月24日 著者:南房 秀久
会長の切り札  軍師ゲームの裏を読め! (角川スニーカー文庫)会長の切り札 軍師ゲームの裏を読め! (角川スニーカー文庫)
これで完結かと思ったらまだ次があんのな。おにぎりが食いたくなってくる小説。
読了日:08月12日 著者:鷹見 一幸
とある飛空士への恋歌 2 (ガガガ文庫)とある飛空士への恋歌 2 (ガガガ文庫)
クラスメイトも大量に出てきて学園ドラマ編。カルエルだけじゃなく、相手方であるクレアの正体バレも予断を許さない状況になっててお話にある種の緊張感が付与されてるのが良い。次回からゼントラー・・・レヴァームが出てきて本格的に空戦開始かな。
読了日:08月06日 著者:犬村 小六
会長の切り札  忍者ガールで罠をはれ! (角川スニーカー文庫)会長の切り札 忍者ガールで罠をはれ! (角川スニーカー文庫)
良い意味でも悪い意味でも、大上段から構えた視点の描写が多い作品。まあ鷹見一幸の作風なんだけど。
読了日:08月04日 著者:鷹見 一幸
ウェスタディアの双星 5 (電撃文庫 お 10-9)ウェスタディアの双星 5 (電撃文庫 お 10-9)
アルファーニとローゼ主役回。ラストでの、2人の絆で敵の策を破るに至るまでのカタルシスの溜め方がちょっと下手だったかなー、という印象。
読了日:07月29日 著者:小河 正岳
紫色のクオリア (電撃文庫 う 1-24)紫色のクオリア (電撃文庫 う 1-24)
傑作。見た目に反して、量子力学や平行世界論に踏み込んだかなりのガチSFだった。世界観がどんどん大きくなっていって読んでいるうちにグイグイ引き込まれてしまった。
読了日:07月21日 著者:うえお 久光
キノの旅〈10〉the Beautiful World (電撃文庫)キノの旅〈10〉the Beautiful World (電撃文庫)
エリアスの身分では10年働いても蓄音機とレコードを手に入れることは出来なかったが、道を踏み外すことでそれ以上のものを手に入れた、と。それにしてもいつものキノならあそこで殺してるんじゃないのかw
読了日:07月14日 著者:時雨沢 恵一
キノの旅〈9〉the Beautiful World (電撃文庫)キノの旅〈9〉the Beautiful World (電撃文庫)
オチを読者の解釈に丸投げする話が増えてきた気がする。勿論良い意味でね。
読了日:07月13日 著者:時雨沢 恵一
キノの旅〈8〉the Beautiful World (電撃文庫)キノの旅〈8〉the Beautiful World (電撃文庫)
「船の国」すっげえ良かったな。あと眼鏡っ娘キノ超可愛い。
読了日:07月09日 著者:時雨沢 恵一
とある飛空士への恋歌 (ガガガ文庫)とある飛空士への恋歌 (ガガガ文庫)
舞台設定がマクロスみたいだなー、と思ってたらなんだか三角関係になりそうで本格的にマクロスだった。戦闘機だし、タイトルも「恋歌」だし。1巻は1冊丸ごとプロローグみたいなもんなので続きが楽しみ。
読了日:07月07日 著者:犬村 小六
キノの旅〈7〉the Beautiful World (電撃文庫)キノの旅〈7〉the Beautiful World (電撃文庫)
読了日:07月01日 著者:時雨沢 恵一
アスラクライン〈5〉洛高アンダーワールド (電撃文庫)アスラクライン〈5〉洛高アンダーワールド (電撃文庫)
あからさまな新キャラを出しつつ、サラッと重要な伏線を張ったり、そんな話。
読了日:06月30日 著者:三雲 岳斗
学園キノ〈3〉 (電撃文庫)学園キノ〈3〉 (電撃文庫)
のっけから「ガイアが俺に〜」のパロで盛大に吹く。ピンナップのキノと、本編のイーニッドの可愛いこと可愛いこと。パロ小説としてスタートしておきながら、もはやこれ単体としても充分成り立つくらいに魅力的なシリーズになったあたり、時雨沢恵一の力量が恐ろしい。そしてあとがきのラストは卑怯。不自然な湯気。
読了日:06月27日 著者:時雨沢 恵一
アクセル・ワールド〈2〉紅の暴風姫 (電撃文庫)アクセル・ワールド〈2〉紅の暴風姫 (電撃文庫)
やっぱ川原作品は読み応えあるな。結局災禍の鎧消滅してねえんじゃねえのこれ。ハルユキがドロップしてたってオチじゃないだろうな。とろこでチユリのブレイン・バースト参戦はまだですか。
読了日:06月23日 著者:川原 礫
キノの旅〈6〉 (電撃文庫)キノの旅〈6〉 (電撃文庫)
「安全な国」が現代社会へのクリティカルな風刺。物を規制するんじゃなくて、物を正しく扱える人間を育てろってのは全くその通りで。
読了日:06月19日 著者:時雨沢 恵一
GENEZ-1  ジーンズ (富士見ファンタジア文庫 ふ 1-1-1)GENEZ-1 ジーンズ (富士見ファンタジア文庫 ふ 1-1-1)
学生PMCのお話。エログロあり、軍事要素あり、アホの子ヒロインありでいつもの深見真作品でした。俺もロングブーツで踏んでくれませんかね。
読了日:06月16日 著者:深見 真
戦嬢の交響曲 7 (ファミ通文庫 つ 2-2-7)戦嬢の交響曲 7 (ファミ通文庫 つ 2-2-7)
完結編。元々描写の丁寧な作品だったけど、最終巻で100ページ近く使って最終決戦前の小休息とサブキャラの心の決着をつけるとか、凄く良い作品だなあと思う。で、前半で完全に「五十鈴かわいいよ五十鈴」に転んだんだけど、ラストでメインヒロイン雪風の可愛さにやられましたとさ。大好きな作品になりました。
読了日:06月13日 著者:築地 俊彦
彼女は戦争妖精 3 (ファミ通文庫 う 1-6-3)彼女は戦争妖精 3 (ファミ通文庫 う 1-6-3)
同居人が増えましたの巻。ルゥとクリスの関係性、ルゥと伊織の和解の経緯をもっとじっくり描いてほしかったかなー、と。「ぎゅぶあ!」
読了日:06月09日 著者:嬉野 秋彦
ムゲンのセンカ2 (角川スニーカー文庫 179-22)ムゲンのセンカ2 (角川スニーカー文庫 179-22)
折角の新キャラが出てきたのに大した見せ場もない上、使い捨て(?)ってのはどうかと思ったけど、3つの世界の事象が徐々に1本の線にまとまっていくプロットはまあ良かった。
読了日:06月07日 著者:六塚 光
曲矢さんのエア彼氏曲矢さんのエア彼氏
全体的に話の流れが分かりにくいとか、曲矢さんの存在意義が宙ぶらりんになってるとか、バトル要素を盛り込まない方が良かったとか色々あるが、「目に見えないものが見える若者の物語」というのは実にラノベらしい先鋭的なテーマで良かった。逆シックスセンスなオチもこれはこれで。ていうか続き出るの?これ。
読了日:06月02日 著者:中村 九郎
アスラクライン〈4〉秘密の転校生のヒミツ (電撃文庫)アスラクライン〈4〉秘密の転校生のヒミツ (電撃文庫)
表題についてのネタばらし。アニアが新キャラとしてちゃんと機能してないような気はしつつ、伏せられた要素を少しずつ表にしていく展開はなかなか良い。略してニアたん。
読了日:05月27日 著者:三雲 岳斗
ダンタリアンの書架3 (角川文庫―角川スニーカー文庫)ダンタリアンの書架3 (角川文庫―角川スニーカー文庫)
「換魂の書」がオタク文化における供給者とファンの関係を皮肉っててなかなか。ああいう腐女子マジでいるから困る。短編に出てくるアホの子の王女が可愛い。
読了日:05月20日 著者:三雲 岳斗
RPG W(・∀・)RLD1  ―ろーぷれ・わーるど― (富士見ファンタジア文庫)RPG W(・∀・)RLD1 ―ろーぷれ・わーるど― (富士見ファンタジア文庫)
展開がやたら早くてサクサク読める割にはそれなりに内容もあってそこそこ面白かった。
読了日:05月14日 著者:吉村 夜
ラプンツェルの翼〈2〉 (電撃文庫)ラプンツェルの翼〈2〉 (電撃文庫)
主人公とヒロインが最初に切り離され、互いの存在を意識し合った末に合流するって展開がこれまでのシリーズにはない展開で良かったかな。美穂の記憶をロックする(ふりをする)くだりすげえ好きだな。凄い綺麗に終わったけど続き出るのかね。土橋カップwww
読了日:05月12日 著者:土橋 真二郎
アスラクライン〈3〉 (電撃文庫)アスラクライン〈3〉 (電撃文庫)
朱浬さん主役話で俺歓喜。「記憶喪失」「双子」「入れ替わり」と物語上でのガジェットが実に上手く機能して話がどんどん加速するし、魅力的な新キャラも出てくるし、ラストは予想外の展開だしで、3巻から爆発的に面白くなった印象。アッー!
読了日:05月08日 著者:三雲 岳斗
アスラクライン〈2〉夜とUMAとDカップ (電撃文庫)アスラクライン〈2〉夜とUMAとDカップ (電撃文庫)
派手さはないが安定して面白い。
読了日:05月07日 著者:三雲 岳斗
蒼穹のカルマ2 (富士見ファンタジア文庫)蒼穹のカルマ2 (富士見ファンタジア文庫)
エキセントリックで変化球だった1巻とは打って変わって今回は割とオーソドックスな話。しかし、新キャラ出して伏線も張って、今後の展開に向けての土台作りをしっかりとしてあるので続刊が非常に楽しみ。
読了日:04月30日 著者:橘 公司
Baby Princess〈1〉 (電撃文庫)Baby Princess〈1〉 (電撃文庫)
ヒカルが男前すぎて惚れる。
読了日:04月23日 著者:公野 櫻子
ソードアート・オンライン〈1〉アインクラッド (電撃文庫)ソードアート・オンライン〈1〉アインクラッド (電撃文庫)
仮想現実であるオンラインRPGの世界を、状況設定で紛れもない現実にしてしまうのが面白い。ファンタジーと現代劇が上手く融合してるというか。っていうかこれ続くの!?
読了日:04月21日 著者:川原 礫
俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈3〉 (電撃文庫)俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈3〉 (電撃文庫)
創作、こと小説に関して大胆に切り込んであって色んな意味で凄い。ライトノベルという土俵で、作家を目指してる連中、特に中高生に対しての戒めとなるような展開になってるのはかなり意味のあることなんじゃないかな。すげーよ俺妹。とりあえず沙織さんfollowしたいのでtwitterのID教えてくれませんかね。
読了日:04月16日 著者:伏見 つかさ
アスラクライン (電撃文庫)アスラクライン (電撃文庫)
朱浬先輩かわいいです。
読了日:04月13日 著者:三雲 岳斗
ストライクウィッチーズ  乙女ノ巻2 (角川スニーカー文庫)ストライクウィッチーズ 乙女ノ巻2 (角川スニーカー文庫)
だからパンツじゃねえっつってんだろ!
読了日:04月09日 著者:南房 秀久
真・無責任艦長タイラーReMix 獅子と鷲へのララバイ (ファミ通文庫 よ)真・無責任艦長タイラーReMix 獅子と鷲へのララバイ (ファミ通文庫 よ)
ドム視点から見た「真」中盤までの総集編と、サカイ主役の中編。サカイ主役話が、SF戦闘機モノとして凄く面白くて、これ単体でシリーズ化してもいいんじゃないかってくらいの出来だった。2編ともぶつ切りで終わるのはアレだけど。
読了日:04月07日 著者:吉岡 平
グリモワールの契約者―終焉の騎士アルヴァレス (電撃文庫)グリモワールの契約者―終焉の騎士アルヴァレス (電撃文庫)
良くも悪くもテンプレートな異能バトルもの。ロボ分期待して読んでみたらそれも期待外れだったしな。「倒した(手に入れた)魔法書が仲間になる」要素をもっと打ち出してればまだ面白くなってたんじゃないかと。
読了日:03月31日 著者:樹戸 英斗
メグとセロン〈4〉エアコ村連続殺人事件 (電撃文庫)メグとセロン〈4〉エアコ村連続殺人事件 (電撃文庫)
ここに来て雰囲気がアリソン、リリトレっぽくなってきたな。で、オチはブラックなのに読後感は爽やかなのもいつも通り。序盤のアウトバーンでの会話が伏線になってるのは予想通りというか。覚醒ジェニー可愛すぎワロタ。
読了日:03月18日 著者:時雨沢 恵一
とらドラ10! (10) (電撃文庫)とらドラ10! (10) (電撃文庫)
完結編。竹宮節全開のクライマックスなんだけど、お話としての爆発点を初っ端と中盤に持ってきて、終盤はゆるゆると締めくくっていく、って構成が意外だったなー、とか。しかしまあ、3年間追っかけてきた身としては2人ともデレすぎてニヤニヤ。次回作期待しております。・・・あれ!?独身(30)結局独り身のままじゃねえかクソふざけんな!
読了日:03月14日 著者:竹宮 ゆゆこ
東京ヴァンパイア・ファイナンス (電撃文庫)東京ヴァンパイア・ファイナンス (電撃文庫)
四者の視点が次々にザッピングして軽快に進んでいく展開は文句なしに面白かった。が、やっぱり最後、「えっ?」って思うくらいあっけなく終わっちゃうのが本当に残念。”フランケンシュタイン”の顛末なんてほんと中途半端だし。 超常要素を一切使わずに大都市の夜の世界を描き切ったってのはライトノベルの一つの可能性を感じさせた。これ最早ラノベじゃないかも知れんけどw
読了日:03月11日 著者:真藤 順丈
ウェスタディアの双星〈4〉うら若き女王騒乱に立つの章 (電撃文庫)ウェスタディアの双星〈4〉うら若き女王騒乱に立つの章 (電撃文庫)
内乱編。コルネリオ兄さんかっけーっす。ラストのルシリアの説得演説が良かった。この作品、舞台が宇宙なのに戦闘描写が平面的だって突っ込みがよくあるけど作中でそれに対する方便が出てて笑った。何よりまだ続きがありそうな事にビビる。いいぞもっと続け。
読了日:03月05日 著者:小河 正岳
アクセル・ワールド〈1〉黒雪姫の帰還 (電撃文庫)アクセル・ワールド〈1〉黒雪姫の帰還 (電撃文庫)
文句なしに面白かった。読んでて感じたのは、プロットの構成力が上手いなと。色んな要素が話の流れにかっちりハマって機能してて凄い。川上稔の寄稿はあれなんなのw
読了日:02月27日 著者:川原 礫
ラプンツェルの翼 (電撃文庫)ラプンツェルの翼 (電撃文庫)
「扉の外」「〜への階段」に連なるシリーズになるかと思ったら全然そんなことはなかったぜ。土橋節全開の内容でたまらんかったが、土橋作品としては異例なくらい爽やかな締めで吹いた。1冊完結かよ!美女編集さん可愛い。
読了日:02月18日 著者:土橋 真二郎
フルメタル・パニック! 燃えるワン・マン・フォース (富士見ファンタジア文庫)フルメタル・パニック! 燃えるワン・マン・フォース (富士見ファンタジア文庫)
ナミがああもあっさり死ぬのが、作劇としてはヒーローものの向こう側に立ち位置を置いてる本作らしいなと。エピローグはたった5ページほどしかないのにボルテージの上がり方が半端ない。「ARX-8です」
読了日:02月17日 著者:四季 童子
とある飛空士への追憶 (ガガガ文庫 い) (ガガガ文庫)とある飛空士への追憶 (ガガガ文庫 い) (ガガガ文庫)
気持ちが良いくらいの大団円中の大団円。エピローグである種のメタ構造を打ち出してるのが良かったな。表紙がラストの伏線になってるのも素敵。
読了日:02月12日 著者:犬村 小六
ストライクウィッチーズ  乙女ノ巻 (角川スニーカー文庫)ストライクウィッチーズ 乙女ノ巻 (角川スニーカー文庫)
ルッキーニ主役本。文中で例のアレが何度も「パンツ」と明言されてるけどあれはズボンですよ。
読了日:02月07日 著者:南房 秀久,島田フミカネ&Projekt K
蒼穹のカルマ1 (富士見ファンタジア文庫)蒼穹のカルマ1 (富士見ファンタジア文庫)
とんでもない変化球作品だった。新人賞の入選作とは言え、この世界観であの展開はなかなか出来ないことだわ。続刊出るの確定してるけど2巻以降はどうやって話を転がすつもりなんだこれ。あと駆真の可愛さが殺人的。
読了日:02月02日 著者:橘 公司
空ろの箱と零(ゼロ)のマリア (電撃文庫)空ろの箱と零(ゼロ)のマリア (電撃文庫)
3月2日という限定状況を繰り返していく、というのが読んでてなかなか不思議な感覚で良かった。上手いことミスリードも引っ掛けてあったなあ。「居たいよ」
読了日:01月29日 著者:御影 瑛路
ムゲンのセンカ 1 (角川スニーカー文庫)ムゲンのセンカ 1 (角川スニーカー文庫)
語り口が拙いが、設定の方はなかなかに面白い。姉ちゃんが覚醒する展開も良かった。
読了日:01月25日 著者:六塚 光
とらドラ・スピンオフ〈2!〉虎、肥ゆる秋 (電撃文庫)とらドラ・スピンオフ〈2!〉虎、肥ゆる秋 (電撃文庫)
春田死ね、ではなく春田のどんだけアホなのか、と春田がいかに格好良いかがよく分かる一冊。春田主役の短編って何気に竹宮節全開だよなー。最後に絵をぶち壊すのとか。独身(30)主役のもよかった。やっぱ春田死ね。
読了日:01月22日 著者:竹宮 ゆゆこ
戦嬢の交響曲6 (ファミ通文庫)戦嬢の交響曲6 (ファミ通文庫)
主人公にモテ期がやってきてめちゃくちゃモテても、主人公がちゃんとモテるだけの器を持っているし、モテに至るまでの経緯をしっかりと描いてるので全然イライラしないな。ハーレムでも「ハーレムになる理由をキチンと描いていれば薄っぺらくならない」という好例。ラストの見送り式すげえ良かった。あと五十鈴かわいいよ五十鈴。
読了日:01月16日 著者:築地 俊彦
コードギアス 反逆のルルーシュ R2  ナイトオブラウンズ (角川スニーカー文庫)コードギアス 反逆のルルーシュ R2 ナイトオブラウンズ (角川スニーカー文庫)
ただのラウンズメインのサイドストーリーかと思ったら、R2最終回後のエピソードあり、マリアンヌ主役の過去話ありとTVシリーズの副読本としては必読なんじゃないか、というような内容で満足。
読了日:01月11日 著者:岩佐 まもる
ダンタリアンの書架2 (角川スニーカー文庫)ダンタリアンの書架2 (角川スニーカー文庫)
相変わらず寓話的な構成の1話完結式なんだけど、おそらくダリアンの対になるであろう書架とか出したりして今後のお話の発展を想像させる。そして焚書官の2人が完全にスルーされてて笑った。
読了日:01月08日 著者:三雲 岳斗
彼女は戦争妖精2 (ファミ通文庫)彼女は戦争妖精2 (ファミ通文庫)
爆発力こそないものの相変わらず安定して面白い。トッキーが使い捨てキャラじゃなくて良かった。今後も彼女の魅力を掘り下げていって欲しい。ラストも続きが気になる引きで中々。
読了日:01月06日 著者:嬉野 秋彦

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